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大分県の日出生台演習場で行われている沖縄駐留アメリカ軍の実弾射撃訓練について九州防衛局は、23日今後、新たに迫撃砲など4種類の火器を使った訓練を実施したいという意向を示しました。
155ミリりゅう弾砲などを使う沖縄駐留アメリカ軍の実弾射撃訓練については沖縄の負担軽減を目的に日出生台演習場などで行われています。
こうした中、九州防衛局が23日、大分県庁を訪れ地元自治体で作る四者協に対し訓練内容の見直しについて説明しました。
155ミリりゅう弾砲の射撃訓練と合わせて迫撃砲やロケットランチャーなど4種類の火器を使った陣地を守る訓練を行いたいとしています。
安全保障環境の変化に伴いより効果的な訓練の必要があるというアメリカ軍の意向を受けたものだということです。
四者協は「地元の負担軽減策を示してもらわなければ受け入れは難しい」と伝えたということです。
◆九州防衛局中辻綾太企画部長
「負担軽減についてしっかりと検討してもらいたいという話ももらったので持ち帰って、我々として検討して、地元の理解が得られるよう最大限、丁寧に対応していく」
訓練を監視する市民グループの浦田龍次事務局長はTOSの取材に対し「訓練がなし崩し的に拡大していると感じる。住民の暮らしにどういう影響があるか説明がないまま拡大していることが不安」と話しています。
